リンゴの簡単タルトタタン
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伊藤 尚子先生
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材料(タルト6個分)
- リンゴ
- 900g~1000g
- グラニュー糖
- 150g
- バター
- 50g
- レモン汁
- 小さじ1
- 丸い薄型のビスケット(マフィンの型に入る大きさ)
- 6枚
How to Cook 作り方
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リンゴは四分割のくし切りにして皮を剥く。(大きさによっては8分割)
厚手の鍋にグラニュー糖半量と分量外の水大さじ1を加えて鍋を揺すりながら弱火でカラメルを作る。
琥珀色(カラメル色)になったら一旦火を止め、バターを加えて溶かし(写真上)、再び火を入れてリンゴ、皮、レモン汁と残りのグラニュー糖を加えて鍋を揺すりながらソテーする。(写真下)
水分がたくさん出てくるので弱火でじっくり煮ていく。 -
煮汁がある程度少なくなってきたら火を止め、皮を取り出し別の鍋に入れて、煮汁も加えて少し煮ていく。
そして皮はザルにあげてガーゼなどにくるみ絞り、煮汁に加えて トロッとするまで煮詰める。
(お酒がお好きな方はここで加える) -
紙マフィンカップ6個に煮リンゴを均等に敷き詰めて煮汁(1つに大さじ1くらい)をかけて180℃で30分焼き、鉄板ごと取り出しリンゴの上にビスケットを乗せてさらに5分焼く。
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焼成後、あちらこちら向いているクッキーを軽く手で押さえて平らにする。
完全に冷めたら紙の型ごと冷蔵庫で冷やす。
側面の紙をぺりぺりっと剥し クッキー側を下にして底面の紙もそっと剥して出来上がり。お好みでスパイス、サワークリーム、バニラアイスなどを添えていただくとよい。
ポイントやアレンジ
- 鍋を揺するのがポイント。(箸、木べら等で混ぜ過ぎると煮崩れします)
- リンゴは皮と一緒に煮る…皮から絞り出した汁こそが型崩れせずに焼けるポイント。
- リンゴの煮詰めがあまく水分が残っていると、焼いている時にカップの底からキャラメルが出てきてしまうので①②のところでしっかり煮る。
- 一晩冷蔵庫で寝かせるとカチッと型の形になる。キャラメルが中までしみ込み味に深みも出る。もちろん熱々でリンゴを崩した感じも美味しいです。