炊飯器で甘酒づくり
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山本 あゆみ先生
麹菌をはじめ、ビタミンB1、B2、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸など、栄養豊富な甘酒は江戸時代から食べる点滴とも呼ばれています。今回は甘酒を麹と水のみで炊飯器で簡単に作る方法をご紹介いたします。
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材料:作りやすい分量
- 米麹(乾燥麹、生麹)
- 200g
- 水
- 400ml
How to Cook 作り方
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米麹を炊飯器に入れる。板状の乾燥麹を使用する場合は、
手にとってバラバラになるようにほぐす。 -
①に水を加えてよく混ぜ合わせ、乾燥を防ぐため濡れ布巾をかぶせて、
蓋を開けたまま、炊飯器の保温スイッチを入れる。
(炊飯器によって保温温度が異なるため、予め取り扱い説明書などで調べておくとよい。約55〜60℃が最適) -
そのまま3~4時間おく、1時間に1回程度、様子を見てヘラなどで混ぜる。
麹が柔らかくなったらできあがり。
炊飯器によって加熱の力が違うため、水分が減るようなら、100ml程度、追加してよく混ぜる。
ポイントやアレンジ
- 今回の米麹は、JA横浜でも販売する「A-COOP 米こうじ(300g入り)」を使用しました。300gで作る場合は、水600mlを入れ、水分が減るようなら100ml程度、追加してください。
- 麹が粗い場合は、ビニール袋に入れて綿棒などで叩いて砕いておくとよい。
- 濡れ布巾はゆるめにしぼっておく。(水が滴らない程度)
- 砂糖の代わりの甘味料として活用できます。
- すりおろし生姜を加えて風味のアクセントに。
- 完成した甘酒はミキサーやフードプロセッサーにかけてペースト状にすると、ヨーグルトなどに混ぜやすいです。つぶつぶを残して食感を楽しみたい場合はそのままで。
- 薄切りの大根(100g)をビニール袋に入れて甘酒(大さじ2)を加えて1晩ほど冷蔵庫で漬け込むと、べったら漬けが出来上がります。